ボディメイク=知識×実践×時間
どうも、ハゲマッチョ・マルクスです!

ボディメイクにカロリー管理は必須と言われても「カロリーって何?計算はめんどう…」
そんな理由で後回しにしていませんか?それ、超もったいない!
世の中には“低カロリー高タンパク”や“ローカーボ”など断片的な情報が溢れています。
でも結局、全ての土台となるのはカロリー管理です。
僕も30代の頃は+15kg超の肥満体型。
努力しているつもりでも成果が出なかったのは「カロリー管理=食事の土台」が抜けていたからでした。
今では40代半ばでも体脂肪率10%をキープ。カロリーを理解して、シンプルに管理するようにした結果です。
「カロリーって、よくわからない」とお悩みの方に、ざっくりでとっつきやすいカロリー管理の考え方を解説します。
結論
カロリーとは体を動かす燃料であり、体を作る材料となるエネルギー
- カロリーは食べ物に含まれる栄養(炭水化物・タンパク質・脂質)
- 難しい栄養学は不要。‘‘入るカロリー‘‘と‘‘出るカロリー‘‘の足し算、引き算だけ
- わかりやすく食品を限定してカロリー計算を簡易解説
以上を通して「カロリー管理」を超シンプルに解説します。

性別や年齢が違っても基本的な考え方は一緒
カロリー管理=目標へ正しく向かう道を作ること
筋トレ効果を活かすも殺すも食事しだいってくらい大切だよ
カロリー=体を動かす燃料&体を作る材料

カロリーとは、食べ物に含まれるエネルギーを数値にしたもの。
車で例えると「ガソリン&車体パーツ」
- 脳や内蔵を働かせる、体を動かすための燃料
- 筋肉や内臓など体を構成する材料
として使われ、消費されます。
カロリー収支とは、摂取と消費のバランスで「体型を決める鉄則」
- 摂取 > 消費 → 体は大きくなる
- 摂取 < 消費 → 体は小さくなる
- 摂取 = 消費 → 体型は変化しない
つまり、体型は”入るカロリー”と”出るカロリー”どちらが多いかで決まります。
カロリー計算とは、体型コントロール方法
- 必要な燃料と材料を数値で管理
- カロリー収支をコントロール
目標の体型に一直線に進むための方向性を決めることができます。

カロリーをざっくり理解したら
数字で管理する練習をしよう
カロリーの正体=三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)
カロリーは、食事に含まれる「三大栄養素」から生まれます。
それぞれが得意な分野をもつエネルギーになります。
1gあたりのカロリー量と特徴、主な食べ物
- 炭水化物(糖質) 1g=4kcal
脳や内蔵を働かせたり、体を動かしたり作りだすなど生命活動の燃料
米、パン、麺、芋など - タンパク質 1g=4kcal
筋肉や骨、内蔵など体の材料
肉、魚、卵、豆、乳製品など - 脂質 1g=9kcal
体脂肪に燃料を貯蓄、細胞膜・ホルモンなどの材料
ナッツ類、アボカド、オイルなど

三大栄養素は「ガソリン・パーツ・バッテリー」みたいな感じだね
脂質は同じ量でも倍以上のカロリーがあるから摂り過ぎ注意だよ
カロリー収支=体型の方向性
体型は摂取したカロリーと消費したカロリーのバランスで決まります。
なお、消費カロリーは3つの合計
- 生きているだけで使うカロリー(消費”大”)
- 動いたぶんだけ使うカロリー(消費”中”)
- 栄養を消化吸収するときに使うカロリー(消費”小”)
目標体型別のカロリーバランス
- 体を大きくしたい人(筋肉・体脂肪増量)
摂取 > 消費
筋トレで筋肉に十分なカロリーを使って、余った分が体脂肪になります - 体を小さくしたい人(筋肉・体脂肪減少)
摂取 < 消費
筋トレで筋肉を維持しつつ、体脂肪を減少させます - 体型を維持したい人
摂取 = 消費
筋トレをしないと筋肉は減少するので、トレーニングは継続します
例:消費カロリー2200kcalの全く運動しない人が、2700kcal食べたら
摂取2700kcalー消費2200kcal=+500kcal
余ったカロリーが体脂肪に貯蔵されます。
体脂肪1kg=約7200kcalなので、同じ食生活を15日間続けると・・・
体脂肪+1kg増えて太るということになります。

カロリーが余ると、どうなる?
基本「体脂肪」に貯まるけど
筋トレすれば「筋肉の運動や回復」にもカロリーを使える
同じカロリーオーバーでも「太る or 筋肉がつく」が変わるんだ
カロリー計算をざっくり解説

注意
カロリー計算のイメージを理解しやすいよう、あえて食品を限定しています。
・実際は様々な食品から栄養を摂る必要があります。
・数値は個人差があり、目標の体型により変わります。
前提条件
- 40代男性 体重70kg デスクワーク中心
- 1日の消費カロリー約2200kcal
- 筋トレで筋肉量を増やしたい
カロリー計算のポイント
- 摂取カロリー > 消費カロリー 収支をプラスにする
→今回の目安は2500kcal(+300kcal)とします
(目標により数値設定に個人差あり) - 筋肉の材料となるタンパク質を体重(g)×1.5〜2を摂取
→タンパク質105g〜140g - 炭水化物と脂質もバランス良く摂取
→炭水化物:タンパク質:脂質=60%:20%:20%

最初はタンパク質をしっかり摂ることを意識できればOK
炭水化物は食べすぎない、脂質は控えめくらいの感覚で大丈夫
カロリー計算例から基本の考えを知ろう!
2500kcalの食事を4回に分けると想定します。
- 1食あたり625kcal
- 1食タンパク質30g前後
以上の2点を重視して食事を組み立てます。
(注意)
今回の食事例は「シンプルに見せる」ために食品を限定しています。
実際には食事チームを組んでローテーションさせることで、栄養バランスも満足感も高められます。
コンビニでも入手しやすい食品で構成
(カロリーとタンパク質含有量)
- サラダチキン1個
115kcal タンパク質24g - ミックスナッツ25g
150kcal タンパク質5g - 具なしおにぎり2個
175kcal タンパク質2.5g ×2
1食あたり615kcal タンパク質34g
以上の組み合わせを4食合計 2460kcal タンパク質136g

タンパク質を確保して足し算するだけ、簡単でしょ?
1食あたりのカロリーが多少ズレていても
トータルで目標カロリーになっていれば大丈夫
食事チームのローテション

同じ食べ物ばっかりなんてイヤだ!
そう思った人もご安心ください。
似たようなカロリーバランスを持つ食品と差し替えていけば、カロリー管理しつつ豊かな食事を楽しむことは難しくありません。
よく食べるもの、手に入りやすいものの栄養成分を記録しておけば計算も簡単です。
僕の食事チームの例を、いくつかご紹介
- 米100g、サラダ、納豆、キムチ、ゆで卵、ヨーグルト、バナナ、煎り大豆、ナッツ類、ダークチョコ
→600kcal タンパク質30g

朝食は基本このチームで固定です
発酵食品を多く摂ることを意識しています
品数が多くて難しそうに見えるかもしれませんが
栄養成分表示を足し算するだけなので簡単です
- オートミール30g、サラダチキン100g
→250kcal タンパク質25g

オートミールに刻んだサラダチキンを混ぜておにぎり風
携帯できるので間食にも便利です
- カップラーメン、サバ缶
→370kcal タンパク質30g

カップラーメンも、たまには食べたいので笑
携帯性が抜群に優れていますし、使い所はあります
サバ缶で良質な脂質も摂れるのもポイントです
- プロテインパウダー50g、ハードビスケット
→600kcal タンパク質45g

これはあまり良い例ではないのですが、ビスケットが好きすぎて
どうしても食べたいときは筋トレ後の糖質補給に食べています
高カロリーな甘いものを食べるときはプロテインでカロリーを抑えるのも手です
- いちいちカロリー計算をしなくていい
- あらかじめ食事を決めることでカロリーのブレを防止
- バランスを取れば高カロリーな食品も組み込める

最初から完璧にカロリー管理をしようとしなくてOK
まずは意識的に摂らないと不足するタンパク質をメインにしよう
少しずつ自分の食事チームを増強するのを楽しむくらいで続けていこう
食事チームメンバー例
炭水化物
- オートミール
- さつまいも、じゃがいも
- パスタ、そば
- バナナ
タンパク質
- サバ缶、ツナ缶
- 納豆、豆腐、ひよこ豆
- ゆで卵
- ギリシャヨーグルト、カッテージチーズ
- プロテインパウダー
脂質
- えごま油、オリーブオイル
- アボカド
- ダークチョコレート
- MCTオイル
まとめ
- カロリーは、体を動かす燃料であり、体を作る材料でもある
- そのカロリーは食べ物(三大栄養素)から入ってくる
- 三大栄養素にはそれぞれ役割と特徴がある
- カロリーを数値で管理すれば、理想の体に近づきやすい
- 食べるものをある程度ローテーションすれば、カロリー管理は意外とシンプル
カロリー管理は、ボディメイクにおける いちばん大事な土台 です。
筋トレは「初心者」と「上級者」でやる内容が大きく変わりますが、
カロリー管理は 誰にでも共通のルール。
だからこそ、最初にしっかり押さえておくことで、無駄なく成果につながります。
まずは自分に合った「食べるパターン」を作って、楽に続けられるようにしてみましょう。
その一歩が、理想の体づくりへのスタートダッシュになります!
最初から完璧でなくてOK。今から始めてみようリスト
続けていけば体は必ず変わりますよ。
- まずは「タンパク質を意識」から始めましょう
→体重(g)×1.2以上を目指す - 好きな食品のカロリーを3つだけ調べてみましょう
→カロリーの高い甘いもの、揚げものがガマンできるかも - 記録アプリやメモで「昨日よりちょっと意識」を積み重ねましょう
→成長の過程が目に見えると楽しい
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